こんにちは、ゆめです。
先日、下記ツイートをしました。
今日は結婚記念日です。2002年に結婚し、18年が経ちました。度重なる夫婦のすれ違いや生死の危機を経験して、18年という年月、一緒に生きてこられたことに奇跡と感謝の気持ちでいっぱいです😊
ただただ、今は自宅で家族全員で食卓を囲めること以上の幸せはないなと感じてます。全ては奇跡ですね😇
— ゆめラボ@ミニマリスト・主婦の副業 (@yumebangkok) April 21, 2020
今日は結婚記念日です。2002年に結婚し、18年が経ちました。度重なる夫婦のすれ違いや生死の危機を経験して、18年という年月、一緒に生きてこられたことに奇跡と感謝の気持ちでいっぱいです😊
ただただ、今は自宅で家族全員で食卓を囲めること以上の幸せはないなと感じてます。全ては奇跡ですね😇
18回目の結婚記念日を迎えました。
ここまで紆余曲折ありましたが、夫婦で記念日を迎えることができました。
今回は久しぶりに日記を書いていこうと思います。
かなり私的なことになりますが、夫婦関係で悩んでいる方にはもしかしたら共感してもらえる部分があるかもしれません。
2、3分で読めますので、しばしお付き合いを。
結婚して18年が経ちました
2002年に結婚して、あっという間に18年が経っていました。
結婚した当初はこんな夫婦生活を送るとは、思いもしませんでしたね。
まぁ本当に、本当にいろんなことがありました。
これまでの夫婦関係は色々とありました
私は大学卒業後に新卒で大企業のエンジニアとなったのですが、そこで9歳年上の主人と出会いました。
年の差やらなんやら色々と両親には反対されましたが、何とか説得して結婚したのが入社後3年経った頃です。
私たち夫婦はいわゆる仲良し夫婦とは程遠いものがありました。
外見は仲良さそうだねと言われるのですが。
長男、次男を出産し、子育てと仕事の両立は思った以上に大変で、余裕のなさからしょっちゅう喧嘩していました。
今考えると、よくありがちな妻の察して欲しいという気持ちと夫の言われないと分からないといった気持ちのすれ違いでやり合っていたのだなと思います。
そして子供が大きくなるにつれて問題となったのが、教育の価値観の違い。
厳しく育てるべきと考える私と、甘やかしてしまう夫。
こればかりは平行線で今でもまだ十分に理解し合っているわけではありませんが、事あるごとに言い合いをしていました。
どれだけの程度かというと、子供や子供の担任にまで心配されるほどです。
振り返るに、もっと冷静に話し合うべきだったなぁと猛省です。
ここ1年は苦難の連続でした
18年目の結婚記念日が特別に感じたのも、昨年の大きな苦難があったからです。
夫は駐在員として海外赴任しており、私たち家族も帯同していました。
その夫が駐在して5年目の昨年夏、仕事中に急病で倒れました。
緊急手術をして一命を取り止めたものの、予後が悪く退院後1週間で再入院。
この時はこのまま退院することなく帰国するなど、家族全員夢にも思っていませんでした。
本人も長く現地で働きたいという希望があり、子供の思春期の転校は避けたく、もう少しここでがんばらなくてはという思いがありましたが、その後2度の再手術になり、現地での治療は限界との判断を下し、急遽帰国してきました。
決断してから一週間ちょっとで引っ越しの荷物を出し、帰国。
帰国にあたり、もともと住んでいた関東に帰るつもりでいたのですが、主人の病気の治療実績など色々あり、北海道・札幌に来ました。初めて住む街です。
帰国後の翌日にも再手術になり、その際には「全身状態が悪すぎる。全力で助けますが、救命率の低い手術だと思って下さい。」と医師から説明を受けました。
何とか一命を取り止め、その後、奇跡的な回復を遂げて退院の日を迎えた時は、最初に倒れてからちょうど5ヶ月が経っていました。
そしてちょうど先月、仕事復帰を果たしました。
昨年の夏から今日に至るまで、病気の夫はもちろん、私や子供たちの人生は大きく変わりました。
特に、帰国してすぐの頃は夫もいつ何があるか分からない状態でありながら、次男は急遽、中学の編入学の試験のために受験勉強を開始することになりました。
闘病を支え、編入試験の準備の手助けをしながら、引っ越しの荷物を片付けて、といった感じで、大きなイベントがいくつも一気に押し寄せた感じでした。
ようやく最近は落ち着いてきて、周りの景色を見れる余裕ができてきました。
この間、夫婦喧嘩してきたことをどれだけ悔やんだことか。
大切な人ときちんと向き合わず、感情的になってどれだけ時間を無駄にしたことか。
結局は無駄な時間ではなかったかもしれないけれど、もう同じ過ちはしたくないなと思うようになりました。
もっと話し合って、分かち合いたい。
そのためにももっとお互いが心にも身体にも余裕を持って、生きていきたい。
おそらく夫も同じように考えていると思います。
18年経ってようやく気づいた大切なもの
苦しい経験を乗り越えたからこそ、分かることがありました。
そもそも全てが奇跡
日本に帰ってきて、最先端の医療技術を持つ医師たちに「救命率は低いかもしれない」と言われ、そこから生還した夫ですが、奇跡の連続だったなと思います。
一人一人が今、生きていることは奇跡だし、出会って結婚し、家族を持ち、これだけの長い間、夫婦生活を送ってこれたのも奇跡。
全てが奇跡です。
そしてこれらの奇跡はチャンスと同じように舞い降りてくるものではなく、一人一人が命を大事に生きているからこそなのかなと思います。
今、ここにいる、生きている。
そのことが奇跡だし、それだけで幸せで素晴らしいことですね。
心の底からそう思います。
目の前のことに夢中になるばかりに、一番大切なことを見失っていたなと改めて思います。
自然と湧き出た感謝の気持ち
これまで、心の底から感謝の気持ちになることって、なかなかなかったように思います。
私自身、自分の状況が当たり前のものだと勘違いしていた節があります。
夫にもよく「あなたは幸せボケしているよ」と言われていました。
昨年から今まで、人生の一番の危機に直面して、当たり前の生活が当たり前でなかったということに何度となく気付かされ、自分の至らなさを後悔してきました。
当たり前が当たり前だと気付かされ、これまで自分は周りの人たちに助けられてきたことを本当の意味で知ることになりました。
そして自然と感謝の気持ちが湧き出てきました。
夫を始めとする家族、日頃お世話になっている人、オンライン上で知り合った人たち…。
そういった人たちの一瞬一瞬の関わりが奇跡であり有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
これまで私は自分が弱くて人に優しくできませんでした。
これからはもっと強くなって人に優しくなれる人になりたいというのが、人生の目的の一つになりました。
夫婦関係に悩んでいるあなたへ伝えたいこと
今の自分の状況が当たり前だと思うと、不平が出ます。
周りに過度な期待をすると、不平が出ます。
でも、その不平をいう暇があるのなら、その時間に今直面している問題をどうやったらよくできるのか、考えて欲しいなと思います。
夫婦関係で悩んでいるのであれば、どうしたら改善できるのか考えて欲しい。
急な帰国で、家族全員、心も身体もボロボロでした。
弱音を吐きたくなったことも一度や二度ではありませんでした。
でも、不平を言っていても状況は変わらず、どうにかするしかありませんでした。
家族で、夫婦でたくさん話し合い、どうしたら解決できるか考え行動して、やっと前を向いて生きれるようになってきました。
こんな大変な思いはしないに越したことはないのですが、不平だけを言っている人生よりも100倍満足感があります。
自分の人生を有意義に生きているなという感覚があります。
今が一番!と思えるにはもうちょっと時間が必要ですが、心の底から今が一番!と言えるように復活してさらに成長したいなと思っています。
繰り返しになりますが、今という時間は戻ってきません。
むしろ、気づいた時にはおじさんおばさんになり、市場価値のない人になってしまいます。
市場価値がなくなるとどうなるのか…市場価値のない人と積極的に関わりたいと思う人はそれほどいないので、見向きもされない人生になります。
そうならないためには、愚痴や不平をシャットアウトして、問題解決をする人生を歩めたらいいですよね。
というわけで今回は以上です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。